マジックヒューマンボディー
担当: LARSEN Morten Bastholm、劉 海博
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研究背景
2011年3月11日,東北地方太平洋沖地震で発生した津波により数万人もの人が被害を受け,福島第一原子力発電所の放射能漏れにより,周辺地域に多大な影響を与えた.原発事故の余波は現在も広範囲に続いており,早急な対応が求められている.しかし,崩壊した原発内部は高放射濃度や沢山の瓦礫あり,人が侵入困難な状況になっているため,人の代わりに原発内での作業が可能なロボットの開発が早急に必要である.そこで,それらの問題を解決するために人型の遠隔操作ロボットを開発にすることになった.
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研究概要
Fig1に示すように,この遠隔操作ロボットは,操縦者の動きを検知するための装置と,その動きを実現する人型ロボットの二つの機構で構成される.開発方法として,システム全体をひとつずつより小さな自律システムに分解し,それを組み合わせることで外乱に強いロボットを実現する.まず,マスタースレーブによる二足歩行ロボットの開発を目指す.
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